長距離ドライバーは法人顧客への荷物の運搬が中心となる

トラックのドライバーの仕事には様々な種類があり、勤務先の事業内容や運転をする車両によって業務内容に違いがあります。たとえば、長距離ドライバーは全国各地の法人顧客への荷物の運搬業務が中心となり、他のドライバーの職種と比べると拘束時間や運転時間が長くなる傾向があります。一方、業績が安定している運送会社をはじめとして、長距離ドライバーの基本給や業務手当が高いところは多くあり、正社員として就職することで定年までしっかりと稼ぐことが可能です。なお、長距離ドライバーは目的地によって、早朝や夜間に運転をしなければならない場面もあるため、長く仕事を続けるにあたって、人並み以上の体力や集中力などが求められます。

セールスドライバーは住み慣れた地域内で活躍できる

宅配業者などに勤務するセールスドライバーは、長距離ドライバーとは異なり地域の小規模の法人や一般家庭が営業の対象となるため、住み慣れた地域で仕事をしたい人に向いています。セールスドライバーは、運転ばかりでなく接客を担当するケースが多いことから、各地の宅配業者では人当たりが良い人やコミュニケーションが得意な人が重宝されています。ドライバー不足の問題を抱える宅配業者の中には、パートやアルバイトのセールスドライバーを採用したり、正社員も出勤日や労働時間を柔軟に選べるようにしたりしているところもあります。そのため、セールスドライバーの仕事に関心がある場合は、身近なところにある宅配業者の採用条件をよく確認してみると良いでしょう。

ドライバーの派遣は年齢や地域、待遇など自分の興味のある仕事を選べます。しかし、車の大きさによって必要な免許があるので注意しましょう。